X-MEN ORIGINS WOLVERINE / ウルヴァリン: SAMURAI

ウルヴァリン: SAMURAI
日本ロケを敢行したという、この作品。
日本のなじみの風景がたくさんでてくるので、日本人にとってはとても観ていて楽しいものです。
しかし、今までのX-MENとは趣が少々違います。
なんか見ていて、とてもチープな感じ。主人公の苦悩もそれほど掘り下げて描いておらず、なかなか観ているこっち側に伝わって来ず。
アメリカ人が映画の中に日本人や日本を描こうとすると、とても違和感を感じる映画が過去に多数ありますが、なんとこれもその流れをある意味しっかり秋冬した映画でした。
今の時代に忍者が普通に出てきちゃうし、その忍者は主人公の日本人の同級生で日本人のはずなのに、セリフが片言の日本語だし、この部分はせめて吹き替えにしても普通の日本語を話しているようにしてもらいたかった。
そして真田広之の演技は、やはり格段にうまく身のこなしもキレがありとてもよかったのですが、その真田広之のキャラクターがなんか中途半端な悪役だし、
その父親は実は戦時中にウルヴァリンに命を助けられたおじいちゃんなのですが、
巨大企業の会長であり、ウルヴァリンの不治の命を欲しくて、ウルヴァリンを殺しに来る。
そもそもこの人、ウルヴァリンに長崎の戦闘(映画の中ではおそらく原爆投下を描いていると思われる)から身を呈して救ってもらったのに、恩を仇で返すような人。
日本人の描き方がすごい雑です。
昔も今の、日本人にはそのような汚れた精神はないと思うのですが、、
そしてそして、上野に居たシーンから、新幹線に乗って南に逃げようとし、大阪らしき都市で下車しますが、そもそも上野から東海道新幹線に乗れませんし、新幹線は東海道新幹線ではなく、なんか変な新幹線だし、このあたりの設定描写も日本人がみると雑すぎます。(どうやら新幹線は旧新幹線つばめのようです)
なにはともあれ、今までのX-MENとは全然違う、間違いなくただのB級映画でした。
X-MENファンとしてはがっかりの映画でした。
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